クロコダイル製品、パイソン製品は現地の工場に直接製作依頼し、熟練の職人が丁寧に手作業で作成したハンドメイド。大量生産では決して真似できない、細部にわたる職人のこだわり。本物を求めるあなたにも手に取っていただきたいと願っています。
クロコダイル長財布

※本記事は「クロコダイル製品の品質と価格差」で紹介されている“ブランド品とタイ製ノンブランド品、素材原価は実は同じ?”を詳しく掘り下げた記事です。

「ラベルの違いか、それとも本質の違いか──“同じ革”が語る価格差の真実」

はじめに|クロコダイル財布“値段の差”は“革の差”ではない?

クロコダイル財布には、ブランド製とノンブランド製が存在し、その価格差は数倍以上に及ぶこともあります。

多くの消費者は「高い=上質な革」と捉えがちですが、その前提は本当に正しいのでしょうか?

本記事では、原皮の供給元・素材原価・販売構造・価格構成の観点から、クロコダイル財布の実態を検証し、「価格差=革の差ではない」ことを事実に基づいて明らかにしていきます。

【第63回】ブランド品とタイ製クロコダイル財布、素材原価は本当に違うのか?


クロコダイル革の供給源は世界でも限られている

実はブランド財布もノンブランド財布も、原皮の多くは同じ供給源から来ています。その事実について、以下の記事でより詳しく解説しています。(第53回|革の原産地の実態

同じ養殖場から出荷される“高級原皮”

世界のクロコダイル原皮流通は**CITES(ワシントン条約)**によって厳格に管理されており、国際取引は認可を受けた養殖場に限られています¹。

主要な養殖原皮の種類と供給地は以下の通りです:

  • シャムワニ(タイ):柔らかく均整の取れた鱗模様
  • イリエワニ(パプアニューギニア):高級感ある光沢と張り
  • ナイルワニ(南アフリカ):スケールが大きく迫力のある表情

この中でも特に人気が高いのが、**シャムワニ(Crocodylus siamensis)**です。タイ国内の養殖場から出荷される高等級の原皮は、欧州の高級ブランドとタイの工房の両方で採用されています²。

つまり、「使われている革の出所は同じ」という事実があるのです。


原価に見る“革の純度”と価格構成の違い

仕入価格はブランドもノンブランドも同等水準

日本皮革産業連合会の調査³では、クロコダイル革の価格帯はサイズと等級によって決まり、大手ブランドもノンブランド工房も同じ等級・供給元から仕入れているケースが多数確認されています。

価格差が生まれるのは、「その後」の構造です。

ブランド価格に含まれる“革以外のコスト”

ハイブランド製品が高額になる理由の多くは、以下の要素が大きく関係しています⁴:

  • 大規模な広告宣伝費・モデル起用料
  • 商品開発・デザイン・店舗維持費
  • 卸業者や百貨店へのマージン(3〜5割)
  • ブランドイメージ構築のためのイベント・PR

これらの「素材以外のコスト」が、製品価格を押し上げているのです。


タイ製ノンブランド財布の価格構成は“素材と手仕事”に集中

一方、タイ製ノンブランドの財布では以下の特徴があります:

  • 広告を行わない
  • ブランド維持コストがない
  • 販売は直販・オンライン中心
  • 工房直送で中間マージンがゼロに近い

つまり、価格の大部分が「革そのもの」と「職人の手仕事」に対する正当な対価となっているのです。


同じ革、異なる価格へ──流通構造の比較

価格差の原因が“革の質”でなく、流通や中間コストにあることはあまり知られていません。その構造を掘り下げた記事もぜひ参考にしてください。(第56回|コスト構造の違い

比較項目ブランド品タイ製ノンブランド品
革の仕入元CITES管理下の同一供給元同左
加工工程工場での量産・一括管理工房での少量生産・手裁断
販売ルート百貨店・専門店を経由自社EC・展示会など直販
価格構成多層マージンと広告費を加算革と職人技への対価が中心
消費者価格高価格帯(ブランド含む)素材に準じた適正価格帯

この構造の違いこそが、「価格の差」を生む最大の要因です。


消費者の声|「革は、触ればわかる」

MITAKANO CRAFTで財布を購入した50代の男性経営者の声:

「ブランド財布と比べても、こちらの方がしなやかでウロコの並びも美しい。ラベルではなく“質感”が語る時代だと感じた。」

このように、“本物志向”の消費者は、価格よりも「革そのものの力」に価値を見出す傾向が高まっています。


「等身大の高級品」を届けるという選択

素材の良さと手仕事の温もりを最大限に活かした“等身大の高級品”という価値観は、近年ますます支持を集めています。その意識の変化については以下の記事でも考察しています。(第64回|製品価値とブランド信仰

タイ製クロコダイル財布が評価されている理由は、単に価格の安さではありません。

それは、「素材に正直」「構造が透明」「手仕事が見える」こと。

そこに含まれる価格は、

  • ブランド名の幻想
  • マーケティングでの上乗せ
  • 過剰包装や店舗維持費

といった“革以外のコスト”を排除し、純粋に素材と技術の価値に対して支払われる価格です。


まとめ|“名前”でなく“中身”で選ぶ時代へ

クロコダイル財布において、「ブランド品とノンブランド品の価格差は革の質によるもの」という常識は、もはや神話です。

  • 素材原価は供給元・等級が同じであることが多い
  • 価格差は構造と販売手法によって生じている
  • 消費者は“中身”で選ぶ時代へとシフトしている

名前ではなく、革と職人の手から生まれた「本物の価値」。 それこそが、現代の知的消費者が選ぶべき、クロコダイル財布の新しい基準です。

クロコダイル製品の品質と価格差について、もっと広く知りたい方へ──
本記事は「クロコダイル製品の品質と価格差」にて取り上げている“ブランド品とタイ製ノンブランド品、素材原価は実は同じ?”に関連した内容です。


📚参考文献

  1. CITES Trade Database https://trade.cites.org
  2. タイ商務省「Crocodile Skin Exporters Directory 2023」
  3. 日本皮革産業連合会「クロコダイル原皮の市場価格と需給に関する調査報告書」(2023年)
  4. 経済産業省「高級ブランド製品における価格構成分析」(2021年)
  5. タイ工業省「OTOP工房における裁断・選別プロセス報告書」(2022年)
クロコダイル長財布
最新情報をチェックしよう!
></img>完全限定生産 熟練の職人が丁寧に手作業で作成したハンドメイド

完全限定生産 熟練の職人が丁寧に手作業で作成したハンドメイド

大量生産では決して真似できない、細部にわたる職人のこだわり。そのこだわりが、当店のクロコダイル、パイソン作品には詰め込まれています。本物を求めるあなたにもぜひ手に取っていただきたいと願っています。華やかなブランドロゴや大量生産品では決して得られない、唯一無二の価値を感じていただけるはずです。

人生を共に歩む「相棒」として、あなたの毎日を豊かに彩り、特別な存在となるでしょう。

CTR IMG
モバイルバージョンを終了