クロコダイル製品、パイソン製品は現地の工場に直接製作依頼し、熟練の職人が丁寧に手作業で作成したハンドメイド。大量生産では決して真似できない、細部にわたる職人のこだわり。本物を求めるあなたにも手に取っていただきたいと願っています。
タイ最大級のクロコダイル養殖施設が集中しています。

─「なぜ、タイ製クロコダイル財布は本物なのか?」に答えられる話をしよう─

※本記事は「タイのクロコダイル産業史|革製品製作の始まりから現在までの歩み」で紹介されている“養殖から製品までの一貫品質管理体制”を詳しく掘り下げたものです。

“なぜクロコダイルはこんなに美しいのか”─その答えは、この町から始まっていた

■ クロコダイル財布を選ぶなら、産地の話をしよう

高級品として知られるクロコダイル財布
しかし、その“本物”と“そうでないもの”の違いを、あなたはどこで判断していますか?

ブランド名?
価格?
手触り?

もちろん、どれもヒントにはなります。
でも、本当に“本物”を選びたいなら、「どこから来た革か」を知ること。
これに勝る見極め方はないでしょう。

この記事では、タイ東部にあるチャチューンサオ県という町から始まる、
「本物のクロコダイル財布ができるまで」のリアルな現場をご紹介します。


■ チャチューンサオ県とは何か?

バンコクから車で約1時間半。
観光地としてはあまり知られていないこの町に、タイ最大級のクロコダイル養殖施設が集中しています。
特に有名なのが、1968年創業の「サムットプラーカーン・クロコダイルファーム」や、
1980年代からCITES(ワシントン条約)登録農場として稼働してきた数々の合法認定養殖場です。

この地に養殖場が集まった理由は、以下のような環境条件が整っていたからです:

  • 温暖で湿潤な気候(年間を通してワニの育成に最適)
  • 養殖に必要な広い池・川・湿地帯の存在
  • 職人が暮らす工房や加工場へのアクセスが良い
  • 政府による革製品産業振興の支援対象地域

つまり、タイ国内でも“革と向き合うための条件”がすべて揃った土地なのです。


■ ワニの“飼育”が、すでに品質を決めている

革の品質は、すでに“飼育段階”で決まっている──この視点は、一貫生産の本質を語るうえで欠かせません。詳しくは、第8回|一貫生産体制の進化をご覧ください。

クロコダイル革の品質は、じつは製品化される前から決まっています。
たとえば、

  • 池の水質(皮膚病や傷のリスク)
  • 日照時間(皮膚の厚さや艶に関わる)
  • 餌の種類(成長速度や皮膚の柔軟性に影響)
  • 成育期間(約2年〜3年が理想とされる)

これらの管理が雑であれば、どんなに上手に縫製しても“本物”の美しさは出ません。

チャチューンサオの養殖場では、ワニ一頭一頭に個体管理番号が割り振られ
飼育データがすべてトレース可能になっています。

つまり、どの財布も「どのワニから生まれたか」が証明できるのです。


■ クロコダイル革が“仕上がるまで”の工程は、こうして行われている

1頭のシャムワニから財布に適した面積は、思うほど多くはありません。
しかも、「センター取り(腹部中央)」となると、さらに使える部位は限られます。

チャチューンサオの施設では以下のような流れで革が仕上がっていきます。

  1. 成熟個体を厳選
  2. 解体 → 革剥ぎ工程(職人が手作業で丁寧に)
  3. 一次洗浄 → 鱗の汚れや脂分を除去
  4. 鞣し工程(クロム鞣しまたは植物タンニン鞣し)
  5. 着色と乾燥(天候と通気を活かした自然乾燥)
  6. 選別(スケールの並び、傷の有無、厚さ、艶)

このような**“人の目と手による工程”が非常に多い**のが特徴です。
機械任せのライン作業ではなく、“革との対話”のような、静かな時間が流れているのです。


■ このクロコダイル革を、日本では「ただのタイ製」と言ってしまう?

“タイ製=粗悪”という偏見を覆す実例は枚挙にいとまがありません。その実態と誤解の構造については、第1回|思い込みを超えるタイ品質とあわせてご覧ください。

このように、丁寧に育て、選別されたクロコダイル革が、チャチューンサオからバンコクの老舗工房に届けられます。
そして、そこから“語れる一品”として財布やバッグになる──。

にもかかわらず、
「タイ製=安物」「日本製=本物」と言い切ってしまうのは、
あまりに情報不足であり、そして少しもったいないと思いませんか?

本物は、ロゴではなく、背景で見分ける時代です。


■ クロコダイル養殖現場の“目利き”が語る「革の力」とは?

革の“仕上がり”だけでなく、“育て方”にまで目を光らせる職人の存在が、品質を決定づけています。そのプロフェッショナリズムは、第9回|職人文化と継承とも密接につながっています。

私たちが訪れた養殖場で、30年勤続の責任者はこう語っていました。

「スケールの並びが少しでも乱れていたら、高級品には使えない。
でも、それはワニのせいではなく、人間の飼育の仕方の問題なんです」

「最も美しい腹部は、丁寧に育てたご褒美のようなもの。
私たちは、その“ご褒美”を、ふさわしい人のもとに届くよう、職人と協力して送り出している」

まさに、「革を育てる」という言葉がぴったりの現場でした。


■ 実際の購入者が語る“納得の源泉”

40代・部長職

「最初は正直、“日本製じゃないと心配”と思ってました。
でも、購入後に革の由来を聞いて、この財布は“育てられたもの”なんだと感じました。
安心感がすごくて、“これを持っている自分”に自信が持てました」

60代・会社役員

「この財布、何人かに“どこで買ったの?”って聞かれました。
タイ製って言うと皆驚きます。でも革の表情を見れば、納得してくれるんです」


最後に

クロコダイル財布を選ぶとき、
「どこで買うか」よりも、「どこから来た革なのか」が、
実は最も大切な問いかけかもしれません。

私たちは、チャチューンサオの養殖場で実際に革を見て、
職人と対話し、納得できる一品だけを、タイから日本へ直輸入しています。

  • ブランドロゴではなく、革そのものの表情で勝負したい
  • 誰かに誇るためではなく、自分の選択に納得したい
  • 価格よりも“意味”と“実感”でモノを選びたい

そんなあなたにこそ、
この革は、必ず応えてくれます。

タイのクロコダイル産業の全体像を、もっと広く知りたい方へ──
本記事は「タイのクロコダイル産業史|革製品製作の始まりから現在までの歩み」にて取り上げている“養殖から製品までの一貫品質管理体制”に関連した内容です。


タイ最大級のクロコダイル養殖施設が集中しています。
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完全限定生産 熟練の職人が丁寧に手作業で作成したハンドメイド

大量生産では決して真似できない、細部にわたる職人のこだわり。そのこだわりが、当店のクロコダイル、パイソン作品には詰め込まれています。本物を求めるあなたにもぜひ手に取っていただきたいと願っています。華やかなブランドロゴや大量生産品では決して得られない、唯一無二の価値を感じていただけるはずです。

人生を共に歩む「相棒」として、あなたの毎日を豊かに彩り、特別な存在となるでしょう。

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