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クロコダイル製品の品質は“原皮”から始まる

―「神の使い」から「ヘルシー食材」へ──変わりゆく食卓の風景

「怖いだけじゃない──ワニは、食文化の中でも“選ばれた存在”だった」

※本記事は「タイ文化におけるワニの象徴性と精神的背景」で紹介されている“タイ料理とワニ肉文化の歴史的背景”を詳しく掘り下げたものです。

はじめに──“食べる”という文化の深層にあるもの

クロコダイル(ワニ)というと、多くの方が“見るもの”“怖れるもの”というイメージを持っているかもしれません。
しかし、タイでは古くからワニは食材としても扱われてきた存在です。

とはいえ、ワニ肉が日常的に広く食べられていたわけではありません。
それは、宗教的意味や地域差を含んだ“特別な食文化”として受け継がれてきました。

今回は、タイにおけるワニ肉の食文化の歴史的変遷を振り返りながら、
その背景にある価値観、そして現代におけるクロコダイル財布など製品への象徴性との意外な接点を探ります。


古代タイにおける“ワニ=神の化身”

ワニが神聖視されるようになった背景については、神話や伝承に着目した以下の記事がより詳しく解説しています。(第27回|クロコダイルの神話的意味

タブーと神聖視のあいだ

古代タイ(ドヴァーラヴァティー〜アユタヤ初期)において、ワニは神の使い・守護獣として信仰されていました¹。
そのため、多くの地域では「食べてはならない」「祟る」とされ、ワニ肉を口にすることは“禁忌”に近い存在でした。

特に農村部では、「ワニを殺すと村に災いが起こる」という伝承が残っており、
それが長らくワニを“見るが触れない”存在にしていたと考えられます²。


食文化としての転機:王室と薬膳の関係

タイにおけるクロコダイルと王族文化の関わりについては、アユタヤ王朝期のエピソードを取り上げた以下の記事も合わせてご覧ください。(第48回|アユタヤ王朝とクロコダイル

アユタヤ時代の薬膳記録に残る“ワニ”

タイの王室料理の記録には、ワニの脂や肉が“強壮食材”として珍重されていた痕跡が見られます³。
特に乾燥させたワニ肉やワニ油は「冷えを取り、気を巡らせる」とされ、薬膳や強壮薬の一部として用いられていました。

この段階では、「一般人の食べ物」というよりも、
**王族や僧侶の“特殊な体調管理食”**として位置づけられていたと言えるでしょう。


現代に広がる“ヘルシー食材”としての認知

高たんぱく・低脂肪のクロコダイル肉

1990年代以降、タイ国内ではワニの養殖が本格化し、クロコダイル肉が一般市場に流通するようになりました⁴。

  • 高たんぱく
  • 低脂肪
  • コラーゲン豊富
  • クセが少なく鶏肉に近い味わい

といった特徴から、健康志向の高い中間層や外国人観光客の間で人気が高まり、レストランメニューにも取り入れられるようになっています


クロコダイル料理の定番メニュー

現在、バンコクやチェンマイ、パタヤの一部レストランでは、以下のような料理が提供されています:

  • クロコダイルのバジル炒め(パット・ガパオ・カイケーオ)
  • ワニ肉の串焼き
  • クロコダイルスープ(漢方風)
  • クロコダイルステーキ

特に観光客向けメニューとして人気が高く、「一度は食べてみたいエキゾチックグルメ」として注目されています⁵。


ワニを食べる=“選ぶ”行為の象徴性

特別なものを選ぶという意識

ワニ肉を食べるという行為には、「普通とは違うものを選ぶ」という自己表現が含まれています。
これは現代の消費者心理に通じる部分があり、たとえばクロコダイル財布を選ぶ人もまた、周囲と違う“選択眼”を持つ人だと言えるでしょう。

  • ワニ肉=珍しさ・栄養価・話題性
  • クロコダイル財布=希少性・品格・自己肯定

このように、“他人とは違う特別なものを選ぶ”という点で、ワニ肉文化とクロコダイル製品の所有感覚は深くつながっているのです。


タイ人にとって“クロコダイル”とは何か?

現代タイ社会において、クロコダイルは二重の意味を持っています:

  • 一方では「力強さ・守護・格式」の象徴(装飾品・革製品)
  • 他方では「健康・活力・特別な選択」の象徴(食材)

このように、単なる“生き物”ではなく、**生活と精神の両方に深く関わる“象徴的な存在”**となっているのです。


まとめ──“食べる”ことと“持つ”ことの本質は同じ

タイにおけるワニ肉文化は、単なる“珍味”の話ではありません。
それは長い時間をかけて「禁忌→薬膳→特別な選択肢」へと進化し、
人々の価値観や自己表現のあり方に影響を与えてきました。

クロコダイル財布もまた、単なる高級品ではなく、
“何を選ぶか”という生き方の表明であり、
“自分自身をどう扱うか”という精神性の象徴になり得ます。

だからこそ、今ワニを選ぶということは――
ただの「革」や「肉」ではなく、「意味ある選択」をするということであると思います。

タイのクロコダイル文化の全体像を、もっと広く知りたい方へ──
本記事は「タイ文化におけるワニの象徴性と精神的背景」にて取り上げている“タイ料理とワニ肉文化の歴史的背景”に関連した内容です。


📚参考文献

¹ Tambiah, S.J. (1976). World Conqueror and World Renouncer. Cambridge University Press.
² Keyes, C. (1995). The Golden Peninsula: Culture and Adaptation in Mainland Southeast Asia. University of Hawaii Press.
³ Thai Royal Household Archives. (1790–1870). Court Recipes and Medical Scrolls from the Early Rattanakosin Period. Bangkok.
⁴ Office of Agricultural Economics Thailand. (2005). Crocodile Farming and Product Utilization Report.
⁵ Somchai, T. (2019). Contemporary Exotic Food Consumption in Bangkok. Thai Journal of Gastronomic Studies, 7(3), 58–75.

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